【純温泉】山梨県甲斐市「山口温泉」

今中　宏明 より:

分析表での源泉温度は、36.2℃、新鮮な湯は泡付きがあるのと、湯口付近は流れが身体に当たり寒さを感じる事は無い。内湯の湯口に特徴がある。バランスよく龍の口から大量に噴き出す源泉は、滑稽と表現するに相応しい湯口である。この辺りは山に囲まれた盆地、四方からの伏流水で素晴らしいガスガスぬる湯が楽しめる、不思議な地域です。

尾畑卓郎 より:

2023年8月に訪問。
山梨交通「榎局」バス停から徒歩5分ほど。
JR中央本線「竜王」駅からは徒歩25分ほど。
体温とほぼ同じぐらいの温度のやや黄みがかったお湯はいつまでも入っていられるぬる湯。
内湯には大きいものではもはやゲル状になっている湯の花が舞い、水面には炭酸が弾ける様子が見られます。
特筆すべきはやはり湯口からやや離れたところにきめ細かい泡が大量に発生していること。湯船に浸かっているともれなく体中が泡だらけになります。
文化放送のラジオ番組でも天然の炭酸泉だと紹介されていた当施設、念願かなってぬる湯のベストシーズンの夏に訪れることが出来ましたが想像以上でした。
飲泉も可能で、ご自由にペットボトルでお持ち帰り下さいとの掲示あり。口に含むとやや金気臭がします。