想い
温泉の現状を見ると、循環ろ過装置の採用や(塩素)消毒を施すケースが徐々に増え、当たり前になってきました。果たして、これでいいのでしょうか?
もちろんレジオネラ菌は人にとっては天敵です。また保健所等の指導が年々厳しくなってきています。しかし、塩素等で消毒を施すと菌も死にますが、温泉も死んでしまうと考えます。
温泉本来の醍醐味は、価値は、意味は・・・湧き出した自然のままの湯(温泉)そのものに浸かるという行為だと思います。
そこで、当協会としましては、明確に新たに温泉の(使い方の)定義を設けることにしました。
わかりやすく表現すると「オーガニックな温泉」です。
日本の文化でもある湧き出した自然なままの温泉に浸かるという行為を、ひとりでも多くの方々に体感して頂ければ嬉しい限りです。
そして、それらの宿や施設の価値がよりいっそう高まり、認知されることに繋がればと思っております。